もう、イライラもやもや子育ては卒業しましょう。
一人で抱えるのもやめましょう。
親子で笑顔になれるように♡あなたの子育てを応援します!
仕事からの帰り道
『あ!せんせーい!』
懐かしい声に呼び止められた。
数年前に卒園させた
クラスの子どものおかあさん。
『先生!会えてよかった!
先生に言いたかったんです!
うちの子、サッカークラブの
キャプテンに選ばれたんです!』
『えー!さすがー!!~~~~・・・。』と、
今日の疲れも吹っ飛ぶような
嬉しいニュース。
30年も保育してると
出会った親子は
のべ5600名を超えてきた。
『ママが忘れないように、
ここにメモ置いたからね!』と
娘に注意されるほど、
我が子の学校の提出物は
うっかり忘れそうになるのに、
過去に担任をした子の
名前やエピソードは
不思議とはっきりと
覚えています。
『ねえねえ、
あの時の○○ちゃんだけどさ、
今度甲子園に出るんだってよ!』
『あの走り回ってた△△ちゃん、
インターハイ出場だって!』
偶然出会ったり、
テレビの情報からだったり
近くの保護者が教えてくれたり、
卒園した子どもたちの
活躍の情報が入るたびに
保育士同士の会話も
大盛り上がり!!
大きな実績じゃなくとも
進学先で活躍している様子が
わかると、その子の幼少期に
たくさんの経験を
ともにできたことを
嬉しく思います。
自分の能力を
存分に発揮できる子は、
どんな育てられ方を
したと思いますか?
幼少期に輝いている親子は
将来も必ず成功します。
『親子で輝いている』とは・・・。
生活環境や時代の変化があっても、
昔も今も、そして未来も、
大切なことは変わりません。
むしろ、AI社会が進む
これからの時代は
より、その大切な力が
必要になっていきます。
『人間力。』
幼少期に各自の人間力の土台を
しっかりと育てれば、
栄養たっぷりの土の中で
力強く根をはり、
ぐんぐんと
幹も枝も葉も育つ木のように
活き活きと成長し続けることが
できるようになります。
では、人間力の土台は
どのように育てたら
いいのでしょうか?
多くのお母さん、
お父さんは初めての子育てに
戸惑いながらも
一生懸命愛情を注いでいます。
しかしその注ぎ方に
ちょっとしたズレがあると
愛情のすれ違いが起こります。
例えば、じっとしていることが
苦手なお子さんに
座っている訓練が必要だと思い、
ちょっと厳しめの指導者の下
じっと座れるような教室に
通わせるのと、
動くことが大好きだから、
おもいきりカラダを動かせる場所に
どんどん連れていき
親子でクッタクタになるほど
汗を流す。
どちらの経験が
子どもを伸ばすでしょう。
たくさんの愛情を注いでいるのに、
それが子どもに届いていかないのは
もったいないことですね。
子どもは想像するよりはるかに
鋭いセンサーを持っています。
関わる大人の見せている表情が、
表面上の笑顔なのか、
本当の笑顔かどうか
ちゃんと見抜いています。
『あしたは保育園はお休みかあ。
だれかお客さんこないかなあ。
先生、うちにこない?』とSちゃん。
『どうして?』と聞くと
『お客さんがくるとね、
ママはにこにこしてるの。
でもね、誰も来ない時は
ママは笑ってないよ。
怒ってるか、泣いてるみたいなの。
涙はでてないんだけどね。』
表情だけではなく
内面も子どもはお見通し。
目の前の大人の
心が輝いているかは
しっかりと感じとって
しまうのです。
お子さんが発信している
気持ちの本質に
気がついていますか?
お母さん、お父さんの
根っこにある気持ちは、
しっかりとお子さんに
届いていますか?
それをお互いに
しっかりと受けとめ合うこと。
それが、人間力の土台になります。
親子のこころとこころを
お弁当箱と蓋のように、
隙間なくゆがみなく
ぴったりハグしあうように
合わさっていること。
それを私は
『こころピ』と名付けました。
元気の源が入っているお弁当箱。
出かけた先で
蓋を開ける時のワクワク感!
そんなお弁当箱のような関係って
心が温かくなりませんか?
こころピ学校は、
子育ての学びと情報交換の場です。
情報を受け取るだけの一方向ではなく
お互いに学びあい
これからの社会を
作り出す仲間として
協力し合うための場所。
あなたが、
ご自身の育児に自信をもって
笑顔いっぱいに
楽しめるように
なることを願います。
お母さんが
一人で子育てをするのではなく、
大人も子どもも、
みんなで心を合わせて
人間力を高め
育ちあうこと。
それが、こころピ学校の
目指すものです。
こころピ学校主催 寺井良実