『約束はちゃーんと守らにゃならんよ。守らないと、人様に迷惑になるからね』
そう大正生まれのおばあちゃんにしっかりと言い聞かされて育った私。
だから、約束を守らない。という状況に対して
人に対しては嫌悪感を、自分に対しては罪悪感を
もってしまう私がいました。
だから、我が子にも
『約束したら守りなさい』と
言い聞かせてきました。
私が理想とする
『約束をきちんと守る子』ができないと
イライライライラ・・・・。
それが、子どもにとって、
全く無意味な決め方ということにとどまらず
自主性を失わせる仕事の仕方を教えていたとは・・・。
母親の価値観の押し付けは
子どもの成長を阻害するということを
我が子の思春期の反抗期で
ようやく気が付いた私。
小さい頃は、娘たちも素直。
例えば、もうこんなことができるようになったから
『毎日○○できる?(お手伝い)』
『わかったー!できるー!』
2日か3日くらいは
順調だったのに、
だんだん『忘れてる?』
てなって、
更には
あえてやらないのか?
やらないから
つい、『○○やった?』
と聞いてみたり、
なかなか自主的に動かないと
『約束したでしょう?どうして守れないの?』
って攻めちゃう。
そんなことを続けていくと、
10歳ぐらいになると
『わかってるよ』
『やろうと思ってたのに』
っていう返事が返ってきて、
『もう言われたからやる気がなくなった』
って、言い訳をし始める。すると私は、
『やる気の問題?約束したんだから、
やる気がなくてもやる!それがルールでしょ!』
今思えば・・・。
やっちまったな。言っちまったな・・・。
がみがみ母さんは、子どもの自主性を失わせます。
では、どうしたらよいのでしょう。
家庭は社会の縮図。
お手伝いは仕事の第1歩。
だから、お手伝いを制する子どもは
社会に出た時に仕事を制する。
侮るなかれ、お手伝い!!!
将来、いわれたことだけをこなし、イヤイヤ仕事をするのか?
マニュアルにそって、きちんと仕事をこなす人になるのか?
自主的にアイディアを出しながら、目標に向かってどんどん質を高めていく仕事をするのか?
どんな仕事ができる人に育てたいですか?
その力を育てるお手伝い。さあ、どうやって身に着けさせたら良いか。
8月のこころピ学校でお伝えしますよ!